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会場レポート

府民講座 「斜視・弱視」の印象記とお知らせ

3/19(土) 午後2時~3時45分 京都府立医科大学付属病院 北臨床講義室
テーマ:「斜視・弱視」

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よく晴れた土曜日の午後、今年度最終の府民講座が3/19土曜日におこなわれました。今回のテーマは斜視・弱視ということで、子供連れの親御さんが多く来てくださいました。この場を借りて、感謝申し上げます。

斜視や弱視のお子さんをもつ親御さんの環境は、インターネットの登場で変化がみられます。治療を受けているお子さんの経過をホームページで公開しているサイトが多くみられ、治療を受けている親御さんの交流は非常に広い範囲で行なわれるようになりました。このことは、我々の説明不足を補い、さらには治療のコンプライアンスを向上させる効果があるようです。今回の府民講座でもアイパッチクラブhttp://www.eyepatchclub.jp/というサイトを紹介させてもらいました。また、実際の弱視治療をしておられた患者さんにもお話を伺うことができました。普段診察室では聞くことのできない生の感情を聞くことができ、非常に有意義であったと思います。

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会場風景 講演内容は、「弱視の治療」を中井義典医師が、「弱視に関する検査」「斜視に関する検査」について山村麻理子視能訓練士が、「斜視手術について」を稗田牧が簡単にではありますがご紹介させていただきました。講演内容はビデオに録画していますので、眼科外来でビデオテープのお貸し出しも可能です。もし、今回お聞き逃しになり、聞いてみたいとお思いの方がおられれば、外来に来られたときにお申し付けください。
(文責 稗田 牧)