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翼状片と瞼裂斑

1)翼状片とは?

角膜の上にある翼状片

翼状片とは、黒目の上を覆うように伸びてくる白目の組織です。

多くの場合、黒目の鼻側から伸びてきますが、まれに耳側から伸びてくることもあります。

 

2)翼状片の原因は?

はっきりとした原因はわかっていませんが、翼状片は屋外にいることの多い人(特に天気の良い日)に多いようです。長い時間、太陽の光、特に紫外線にあたること、乾燥や埃っぽい環境での慢性的な目の刺激は重要な原因のひとつになり得ると考えられています。

 

3)翼状片の治療は?

翼状片が赤くなり、炎症を起こしている場合には点眼を使って炎症をおさえます。黒目への侵入が軽度の場合には放置してかまいません。黒目へ大きく侵入したり、視力低下の原因になっている場合には手術的な治療が必要となります。

手術は、翼状片の切除を行いますが、再発することがあります(特に若い人に多いようです)。当科では、手術の際に白目の組織の増殖を抑制する薬を用いて再発を予防しています。

 

4)瞼裂斑とは?

角膜の横にある瞼裂斑

瞼裂斑とは、白目の上にできる黄色い斑点や隆起のことで、鼻側の白目に多く見られます。

これは悪いものではなく、正常な組織が蛋白質と脂肪の沈着で変化したものです。

翼状片と違い、黒目にのびてくることはありません。これも慢性的な刺激や太陽の光などが影響していると考えられています。

 

5)瞼裂斑の治療は?

瞼裂斑を中心として、白目に扇形の充血を生じた場合(「瞼裂斑炎」といいます)は、点眼で炎症を抑えることが必要です。通常、まばたきに差し支えない大きさなら手術的な治療は必要ありません。

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