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斜視・弱視

斜視・弱視

担当医師

稗田牧(月曜日、木曜日)、中村葉(第2,4週金曜日)、中井義典 (1,3,5週金曜日)、鎌田さや花(月曜日、金曜日)、小島美帆(月1金曜日)、後藤周(第1,3,5週金曜日)、井村泰輔(金曜日)

対象疾患

斜視・眼筋麻痺など眼位異常・眼球運動障害を来す疾患、広く一般。

弱視

概略

乳幼児から高齢の方まですべての年齢の患者さんが対象です。眼位(目の位置)・眼球運動の異常について、眼位矯正と両眼視機能(左右の目でものを見る力)の改善をめざして治療しています。

手術例として間歇性外斜視、部分調節性内斜視、乳児内斜視といった水平斜視が多くを占めますが、下斜筋過動や交代性上斜位の合併例も多く、これらの上下斜視に対する手術も数多く行っています。また比較的治療困難とされる麻痺性斜視や廃用性外斜視、強度近視による固定内斜視に対しても積極的に手術矯正を行っています。調節性内斜視や小斜視角の麻痺性斜視などには手術ではなく眼鏡による矯正(遠視矯正眼鏡やプリズム眼鏡など)で治療を行っています。

手術は全身麻酔の場合は23日の入院、局所麻酔の場合は日帰り手術となります。

小児期に視力の発達が障害されていて、眼鏡をかけても視力が十分でない場合を弱視と呼びます。視機能の発達には感受性期間があり、早期発見・早期治療で治療可能なことがあります。

当外来では検査の難しい小児が多く、特に乳幼児の場合1回の受診ですべての検査が行えないこともあります。また外見上の問題による苦痛をもつ患者さんが多いこともあり、細やかな診療・患者さんに温かい診療を心がけています。