menu

14 インターフェロン治療と視野障害の関係について

14 インターフェロン治療と視野障害の関係について
質 問

C型肝炎でインターフェロン治療を受けてます。
治療を受けてから約2週間後に左目の一部に三日月状の視野障害(ねずみ色の雲がかかったみたいな)が表れ(最初は病院で現在近くの内科医で)インターーフェロン治療を続けてますが視野障害(障害の程度は大きくなってきていない)は残ってます。
このままインターフェロン治療を続けても差し支えないものでしょうか?

回 答

インターフェロンにより、血管閉塞性の変化である網膜出血や軟性白斑が網膜に起こりえます。
視野障害はインターフェロン治療によりよく起こる症状ではありません。ただ、網膜の循環障害が起こることも報告されており、部分的な動脈閉塞が起こり、その結果視野障害が出た可能性があります。
眼科を受診し、眼底検査、視野検査、網膜の循環を調べる造影検査を受けられた方がいいでしょう。その結果を元に、眼科医と内科医に相談してもらい、今後の治療方針を立ててもらってください。

文責:奥村 直毅、鄭 守

 

一覧へ戻る